望郷の樺太の碑
望郷の樺太は、樺太(現サハリン)からの引き揚げ者らでつくる全国樺太連盟により、2019年7月19日、稚内公園に建立されました。
終戦まで日本が統治した樺太には、戦後建立された日本人の慰霊碑が23基存在しています。樺太連盟では、会員の高齢化に伴い渡航と維持管理が難しくなったと判断し、これら慰霊碑の存在を明記した恒久の碑を、樺太を眺望することが出来る稚内公園に建立することとなりました。
碑の設計にあたっては、2018年4月、樺太に対する望郷の念を想起させるデザインであることを条件に、札幌市立大学デザイン学部にデザインコンペ(碑の概念設計)の要領で依頼し、同年7月に佐藤祐衣さんが最優秀作品に選ばれ、碑のデザインが決定しました。
碑の正面中央には「望郷の樺太」の文字とともに、樺太の地図が描かれています。
2019年7月19日に行われた碑の除幕式には、樺太連盟の西本美嗣会長のほか、全国から約100名の会員が集まり、それぞれ古里に思いを馳せていました。
基本情報
- 郵便番号
- 〒097-0000
- 所在地
- 北海道稚内市稚内村ヤムワッカナイ(稚内公園内)
- 電話番号
- 0162-24-1216(一般社団法人稚内観光協会)
- 休業日
- 11月中旬~4月中旬まで閉鎖
- 駐車場
- 有り(氷雪の門)
40台 - アクセス
- ●車:JR稚内駅から約10分、稚内空港から約30分
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。